|
海外旅行などの詳細情報はこちらから
苦いおみやげ行ったのは一昔前の台湾へのツアーでした。 しかし、一度きりの海外旅行だからと言って、思い出いっぱいの旅行といった感じでもありませんでした。 むしろ、旅行の準備や手続き、台湾での忙しい移動など大変な思いをしたなあと言う事の方が印象深いです。 ツアーで行ったのである程度は仕方なかったのかも知れませんが、その内容はきっと今では考えられないようなハードで、目まぐるしいものでした。 結局、どこで何をしたのかあまり覚えていないような旅行でしたが、強烈に印象に残っている事があります。 それは、ガイドさんに案内された一見薬局のような所でした。 1階では漢方薬のような薬が売られていましたが、私達は2階に案内されました。 そして、薬が並んだショーケースの前に座らされた私達の目の前に怪しげな老人が現れました。 『一体何が始まるんだろう?』と思っていると、その老人は何やら準備をし始めました。 訝しげに老人の行動を見ていた私達に、老人は何か語り始めると、突然火であぶった鉄の棒を腕に押し当てたのです。 そしてまた、なにやら一言二言しゃべると、ケースに入っていたクリームを塗り始めたのです。 ここら辺でみんな気付きました。 それが台湾版の”がまの油売り”である事を。 『どうだ!』と言わんばかりに腕を見せる老人でしたが、私達は完全に白けていました。 すかさず、ガイドさんが『ここの薬はよく効くので有名なんですよ。何か買いませんか?』と言ってきましたが、皆聞く耳を持ちませんでした。 もちろん私もそうだったんですが、ふとショーケースを見ると、なにやら気になるパッケージの薬があったんです。 聞くとお腹の調子を整える薬だと言うので、私はふと妻が以前からお腹の調子が悪いと訴えていた事を思い出しました。 妻にはまだお土産を買っていないし、こういうのもいいかもと思った私は、『ホントにそんなの買うの?』という雰囲気の中、その薬を購入しました。 土産物選びが苦手な私は、これは案外喜ばれるかもと思い、勝手に満足していました。 そして、帰国すると私はちょっと自慢げに妻にその薬を渡しました。 すると妻は『何これ?』と眉をひそめました。 ビンを開けてみると、真っ黒で巨大な丸い薬が入っています。 『なんかこれ怪しくない? 第一字が読めないからどうやって飲んでいいか分からないし‥』とのたまう妻。 『そんなことないよ。これ結構高かったんだよ。確かに字は読めないけど‥。』ととりあえず試してみる事を勧めた私ですが、結局妻がその薬を飲む事はありませんでした。 こうして私の台湾旅行はそのお土産と同じく、まさに苦いものとなってしまったのです。 海外旅行の時に使えるサイト
|
Copyright (C)2010思い出の海外旅行.All rights reserved.